「収入源」を見える化しないと、現実的な「お金まわり」は改善しない。

Notionで出費(家計簿)、PFC(食べたもの)、筋トレ回数、タスクに取り組んだ時間など、あらゆることを管理・ロギングするようになった。

家計簿で「支出」を見える化する人はいる。

「収入」を見える化する人もいる。

しかし、「収入源」を見える化する人は少ない。

自分にいくつの「収入源」があるか。「収入源」は増やせるのか。

見える化していないと、今、どこに、いくつの収入源があるのか、わからない。

「お金まわり」を改善したい人も、数多くいる。

スピリチュアル・ヒーリングをする(受ける)人が、「お金まわり」を改善したいと語ることもある。

スピリチュアルとお金の関連だと、よく「お金はエネルギーだ」と語る人がいる。

有名どころでは、著書もあるスピリチュアル系のYouTuberも語っている。

そして、お金はエネルギーだと語る結果として、エネルギーワークで「お金まわり」をなんとかしようとする人たちがいる。

つまり、スピリチュアルな技を使って、祈りの力で現実がなんとかなって、お金に困る現実が改善してほしいと思うのだ。

  • まるで、ホースからお金が流れてきて、その流量が増えたら、お金が増えるかのように。
  • あるいは、深く、濃密に祈ったから、物質になるほど祈ったから、お金が現実化するかのように。

このような「お金はエネルギー」という言葉に引きずられたイメージを持つ人もいる。

残念ながら、スピリチュアルは特に現代の、冷笑家たちにはバカにされる。

「動物に心があるだと?お前が心のように見てるのは、神経反射だよ。心なんてねえよ。魂なんてないね。証明されてねえんだよ、頭悪いのか低脳」と語るタイプの人たちで、ネットによくいる。

冷笑家は、スピリチュアルを見た途端に「論理的思考のないバカ」と言う。

冷笑家は、スピリチュアルに関心を持つ人たちを、「論理的思考がない」から、頭が悪く、金が稼げないし、しかも祈りの力とやらで、お金を得ようとしている「バカ」だと思っている。

もっと言えば、スピリチュアルに関心を持つ人たちことを、まともに思考力がないから、お金はエネルギーとかいう頭の悪い話にハマって、高額セミナーとかに出て、霊能力とか言ってる詐欺師に金を渡してる知能の低い人間だと、思っている。

つまり、「スピ系」は合理的思考ができない、頭の悪い、極度に思考力の低い、バカの集まる界隈だと、冷笑家は思っている。

  • 合理的に物事を捉えられず
  • 論理的思考がなく
  • バカで
  • 頭が悪く
  • そのせいで金は稼げない

という、劣った存在が、「スピ系」だ、と見下している。

残念ながら、この指摘は「収入源」を検討せず、祈るだけでお金まわりを改善しようとする「スピ系」の人たちについては、指摘の一部に限って正しい。

その指摘の一部とは、

  • 論理的思考がないこと
  • 合理的に物事を捉えてないこと

の2点だ。

ただし、

  • 頭が悪いこと
  • 思考力が低いこと

については、そもそも本件は訓練の問題である。

悪いされる「頭」や「思考力」は、冷笑家が含意する人の頭は生まれつきの優劣があるといった機能的な問題ではなく、適切な手順・方法を知り、訓練を実施すれば改善する類だ。

別の例を出す。

ものを持つときに、重たいものでも軽々と運ぶフォーム・姿勢が存在する。

引っ越し屋の動きを見たときに、一人で重量物を運んでいるが、筋肉隆々の大男ばかりだろうか。

細身の人間でも、適切なフォームで運べば、重たいものでも、容易に運べる。

これはコツの問題だし、あるいは、適切な方法(フォーム・姿勢)を知っているか、教授されたかの話にすぎない。

しかし、適切な方法(フォーム・姿勢)を知らず、重いものが持てなかった。

そこに、冷笑家がやってきて、「筋力のない雑魚」とバカにした場合、その指摘はおかしい。

「頭の悪さ」は、このような区分の問題となる。

では、ここでいう訓練の問題とは何か。

まず、お金はエネルギーではない。ここから長くなるが記載する。

お金は制度であり、つまり、人間同士が相互に「私はこの決め事を守る」と合意した結果だ。

今、あなたの目の前にコップがあったとして、そこに水が入っている。

この水は、水という物質、物質を形作る原子構造が存在する。この原子構造は霊的に観測できる。

水は、私たち人間が存在せずとも、自然に初めからあったものとして、存在する。

私たちが「水はこのような制度だ」として決めたわけではない。

お金は、私たちが「お金はこのような制度だ」と決めたから、社会に存在する。

社会の少単位である、家族の中で流通する「肩たたき券」を考えてほしい。

子供が母親に、「肩たたき券」を作り、渡した。

話をよりシンプルにするために、「肩たたき券」は口頭で伝達されたことにしよう。

ここでは紙のチケットを用意しない。

子供が母親に、「感謝の印として肩たたき券を1回分用意したから、好きなときに、声で使うと言ったら、肩たたきするね」と言った。

ここで「子供↔︎母親間の口頭契約」で、「肩たたき券制度」が生まれた。

この制度が生まれたことで、子供と母親は「制度イメージ」を、自分の思考の中で明確化した。

  • 子供が母親に向けた感謝の想い(イメージ)
  • 母親が子供に向けた愛情の想い(イメージ)

の2点が、制度に紐付く、感情の想念エネルギーとして生まれた。

しかし、「肩たたき券エネルギー」が、生まれたわけではない。

「水エネルギー」は、人間がすべて死に絶えた瞬間にも、自然に存在する元素として、そして元素を生み出す霊的エネルギーとして、残り続ける。

家庭内で生まれた「肩たたき券」の思考イメージは、この子供と母親が死んだら、もはや存在しない。

事実上、「お金」は大規模に流通した「肩たたき券」にすぎない。

「水エネルギー」は、実体がある。あらかじめ自然に存在し、人類が死に絶えても残り続ける。

「お金エネルギー」は、実体がない。「お金」制度を合意した当事者間で、想いが「肩たたき券」のように流通する。

当事者間では、お金の流通に伴い感情的反応、思考のイメージが起きる。

「サラリーマン→資産」に向けられた「俺のお金増えて嬉しい〜」のように。

「貸し手→借り手」に向けられた「テメェ俺が貸した金早く返せよ」のように。

これらは「お金の制度の中で、お金が動いた後に起きる、エネルギー的な反応」である。

まとめると

  • 人々は、お金の制度を合意すると決めた
  • その制度の中で、「私とあなた」が「この条件でお金を動かす」と決めた
  • その決め事の結果、実際にお金が動いた
  • お金が動いたとき、当事者は、本人の思考に基づいて(お金を貰って)嬉しい、(お金が出ていって)悲しいなどの意図を抱いた
  • その意図の念が、エネルギーとして動く

以上の形になる。

この一連の流れには、祈りの力でお金を得たいなどという人が勝手なイメージで語るように、

  • 「お金はエネルギーなのだから、祈った結果、祈りの力が強いので、お金エネルギーというものが、物質化するほどに濃縮され、ついにはお金を得ることができた」

という理屈は存在していない。

ファーストステップは、

  • 「ある当事者同士が、お金の制度的な取り決めを守る」こと

である。

  • 「取り決めの中で、あなたは私に、この条件でお金を渡します」という合意を決定した

ことが、実際の収入に繋がるのである。

そして、もしも摩訶不思議なエネルギーワークの力で、奇跡的にもお金を得ることができたならば、それは、

  • この宇宙のどこかに存在する、「私とあなた」の間で、お金の合意をしやすい人との縁が、霊的エネルギー的に結ばれた
  • そして、相手が実際に物理現実で顕現して、出会った。
  • さらに、好感を持ってくれるなどのやり取りがなされて、支払いの合意した
  • 合意の結果、相手から支払いがなされ、お金を得ることに繋がった

という経緯だ。

しかしこれは、別に摩訶不思議でもなんでもなく、人々が実のところ、深いところでは、霊的エネルギー的にやり取りをしていて、奇跡的に出会いなどができている。

袖振り合うも他生の縁、と、昔から言われる通りである。

スピリチュアル技法を用いるエネルギーワーカーは、誰もが潜在的に行っている行為を、意識して行える術師だ。

話が長くなった。

冷笑家はこう語る。

  • スピ系のバカどもは、
  • 合理的に物事を捉えられず
  • 論理的思考がなく
  • バカで
  • 頭が悪く
  • そのせいで金は稼げない

しかしながら、本来、エネルギーワークをするとは、ここまでの長文で書いたように、現実を見定めて、背後にある霊的エネルギーを動かすことなのだ。

この現実を見定めるプロセスが、

  • 合理的に物事を捉える

ことに繋がる。

合理的に物事を捉えた上で、実現したい現実に向けて、どのように霊的エネルギーを動かせば良いか検討する行為を積み重ねる。

結果として、

  • 論理的思考がある

と言える人間になる。

つまり、合理的に物事を捉えられず、論理的思考がない状態は、冷笑家が含意するように生まれつきの機能として頭が悪いのではなく、まるで、計算問題で右辺と左辺を移動するステップをサボった結果、証明ができない状態と同じだ。

適切な計算を省いている面倒くさがりである。

さて、ここまで書いてきて「面倒くさがり」だから「思考力が低く」「お金が稼げない」という、身も蓋もない話が見えてきた。

しかし、先ほど「訓練の問題」とも書いた。

というか、手順、方法を知っているかの問題である。

頭が悪いとされる、計算ができない人の問題は何か。

その人は暗算で頑張ってるのかもしれない。

それで、すぐ頭がこんがらがる、とか言い出す。自分は頭が悪いとかいう。

頭が悪いのではない。

やり方を知っていない。

ステップバイステップで、紙に書けば、間違いにも気づくし、適切に訓練すれば答えに辿り着く。

もちろん、向き不向きはあっても、前には進む。

ここでいう訓練とは、求める答えの方に進む、正しい手順を繰り返し慣れるまで行うということである。

というわけで、本ブログのタイトルに戻る。

目次

「収入源」を見える化しないと、現実的な「お金まわり」は改善しない。

ここでいう「収入」とは何か。

  • あなたが
  • 私に
  • お互いに合意した条件に基づいて
  • お金を支払う

という取り決めの結果、「私」の手元にお金が流通したことをいう。

ここでいう「収入源」とは何か。

  • 上記の「収入」がされる合意の箇所

である。

では、ここでいう「お金まわり」をよくするには、どうすれば良いか。

2パターンある。

  • 「収入源」の総数を増やす
  • 「収入源」の、ある一つで、支払うと合意した金額を増やす

この2パターンを増やすことが、お金まわりの改善である。

「お金まわりが悪い」と嘆いている人がいる。

「お金まわりが悪い」と嘆いて、収入源を増やす上記2パターンの行為をしていない。

まるで、水が出ないと嘆いて、家中の水道の元栓を閉めたままの人だ。

水道の元栓が閉まっているのに、元栓の状態を確かめないない。

元栓がどこに、いくつ、あるのかも知らない。

別に、頭が悪いからではない。

改善する、手順を知らないのである。

元栓の存在を知らないのかもしれない。

しかし、知ったら改善ができる。

もしも、「お金まわり」をエネルギーワークで改善したいなら、どこを突けば良いだろうか。

まず、元栓(収入源)がどこに、いくつ、あるのか、調べなければいけない。

いくつあるだろうか。そこから出る水の量(支払額)はいくつだろうか。

これを、書き出す。

次に、元栓を増やせるか、検討する。

あるいは、元栓から出る水の量を増やせるか、検討する。

水道ならば、水道の管理者に、合意を取らないといけない。

お金ならば、相手に、合意を取らなければいけない。

お金は制度である以上、「あなたと私」の取り決めとなる。主体はお金ではなく、人だ。

一方で、人であるからこそ、エネルギーワークが効く。

魔法の力を使っても、他人の自由意志は変更できないが、自分が魅力的になれる。

人との縁の繋がりを、明示的により適切に繋げる祈りで、出会うべくして出会う人に出会える。

自分はいくらでも変えられる。

自由意志の法則により、誰にも妨げられることのない、無限の可能性がある。

スピリチュアルヒーリングが無限に際限なく、本領を発揮できる。

自分の変化の結果として、他者との合意が形成できる。

他者との合意が形成できた結果が、「収入源」となり「収入」を得られる。

そうして、お金周りが良くなる。

他に、道はない。

なぜなら、お金は制度に過ぎず、制度とは合意形成の結果からだ。

自由意志の法則により、他人の意志は曲げられず、合意して貰う他に道はない。

相手を変えられない宇宙の摂理がある以上、変えられるのは自分だ。

もしも摩訶不思議な魔法で、金塊を生み出したとしても、換金という制度を用いることになる。

お金自体は「金(Au)」や物質のように「実体が存在するエネルギー」ではないので、生み出せないのだ。

だから、お金を得たいならば、自分を変えて、より合意される道を選ぶ他に、道はない。

「お金まわり」をよくする方法をステップで分解するならば、以下のようになる。

  • 現在ある「収入源」を列挙する
  • 現在ある「収入源」の支払い合意額を増額できるか、検討する
  • 新たに「収入源」となる合意形成ができる相手、内容を検討する
  • 検討した合意形成が取れる自分になるように、自分を変える

だから、初めに現在の「収入源」を列挙すると良い。

書き出したとき、そこには他の可能性もあるのが、見えてくるから。

その可能性が自分に未来の姿で、可能性の顕現に至ろうとしているのが、眠っている自分の本来の姿だから。

まとめ

  • 現在ある「収入源」を列挙する
    • その時、
      • 金額
      • 合意した相手
      • 収入を得るための行動
    • を列挙する。
  • 現在ある「収入源」の支払い合意額を増額できるか、検討する
    • 合意した相手との関係性で、相手に合意をしてもらえるか。
    • 収入を得るための行動(労力・時間消費)が増えるのか。
  • 新たに「収入源」となる合意形成ができる相手、内容を検討する
    • どこで。
    • 誰に。
    • どのような行為で、信頼されて、合意を取れるか。
    • その合意の実現に要する行動(労力・時間消費)はどれほどか。
    • 今の現実にまだ見えていない、未来に顕現しようとしている新たな可能性は?
  • 検討した合意形成が取れる自分になるように、自分を変える
    • 「何ができるようになった」ら、変わったといえる?
      • 自転車ならば安定して前進しないと「乗れるように変わった」と言えない。
      • 合意形成が取れるようになっている状態の、自分の理想像は?
      • その理想像に至るための、ステップは?

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Web系ITエンジニアの傍ら、エネルギーワークを学んでいます。修めた技法を用いた、超感覚ヒーリング・セッションをご提供をしています。

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